イチョウ葉エキスは中国の漢方薬として咳、喘息、アレルギー性皮膚炎などの炎症の治療に5000年以上も前から使用されてきたハーブ成分です。
イチョウ葉エキスの有効成分はテルペン類、フラボノイド類などであり、ドイツやフランス、アメリカなどで多く行われた臨床試験の報告から痴呆症状の改善、進行抑制作用をもつことが示されています。
イチョウ葉エキスの有効成分の中でも、テルペン類であるギンコロイドBには血小板活性化因子PAFの阻害、フラボノイド類には虚血による酸化的障害の抑制、過酸化脂質の生成抑制などの効果が期待されています。
また、木の実(銀杏)にも抗アレルギー作用、去痰薬効果が期待されています。
イチョウ葉エキスは脳循環改善作用や虚血による障害の予防効果が期待されているブレインフード成分ですが、健常者が摂取しても今以上に「頭が良くなる(記憶力が向上する)」訳ではありません。
イチョウ葉エキスの他に、脳に働くブレインフード成分としてはホスファチジルセリン、DHA、コエンザイムQ10、ギャバ(GABA)、アスタキサンチンなどがあります。 |