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 第21回 ビタミンP(フラボノイド化合物)

 ビタミンP(フラボノイド化合物)とは?

ビタミンPはビタミン様物質でルチン、カテキン、シトリン、ヘスペリジン、フラボン類などがあり、これらを総称してフラボノイド化合物と呼ばれています。ビタミンP(フラボノイド化合物)は「毛細血管浸透性因子」とも呼ばれていて、結合組織のタンパク質であるコラーゲンを生成するビタミンCの働きを補助して毛細血管を丈夫にする働きがあります。


 ビタミンP(フラボノイド化合物)に期待されている効能・働き

ビタミンP(フラボノイド化合物)には毛細血管の強化、血管収縮作用、止血作用など血管に関する働きがあります。「発掘!あるある大辞典II」でも動脈に効果のある成分としてEPAギャバ(GABA)と共に紹介されました。その中でもビタミンP(フラボノイド化合物)がメインで紹介されていました。他にも身体に必須の成分であるビタミンCに関与し、抗炎症作用、抗菌作用、更年期障害の症状を抑制する効果、内耳疾患の予防・改善などの効果が期待されています。

  • ビタミンCの吸収促進、酸化予防作用
  • 毛細血管の強化、血管収縮作用、止血作用(高血圧症、動脈硬化症、出血性疾患、虚血性疾患、青アザの予防・改善)
  • 抗炎症作用
  • 抗菌作用
  • 内耳疾患(めまい、浮腫)の予防・改善
  • 更年期障害症状の抑制

 ビタミンP(フラボノイド化合物)の欠乏・過剰摂取によって引き起こされる可能性の高い症状
欠乏症:

歯茎からの出血、細菌に対する抵抗力低下

過剰症:

特にないと思われます。


 その他

ビタミンP(フラボノイド化合物)をビタミンCと一緒に摂取することで、より良い効果が期待できます。


 ビタミンP(フラボノイド化合物)を多く含む食品

ミカンの薄皮、オレンジレモングレープフルーツ、杏、大豆ソバソバ粉、茶、トマト、ブラックベリー、サクランボ


 ビタミンP(フラボノイド化合物)の所要量、摂取量
成人男性:

-

成人女性:

-


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